PATH日本橋人形町
元サービスアパートメントを賃貸マンションへと再生『賃貸だからこそ柔軟に暮らす』

「人形町」という街には歴史・文化の蓄積、つまり本当に良いものを生み出し続けた「礎」があります。新しいものと古いものが混在するこの街に長期的になじみやすいデザインにすべく、人形町の提灯文化を建物内に展開しています。照明はエントランスからプライベート空間に近づくにつれて照度をおさえ、気持ちが落ち着くように計画されており、手に触れる金物など随所で職人技に触れる暮らしを堪能できる仕様としています。

課題

2020年頃からのコロナウイルス感染症の影響にてインバウンド需要の減少とともに、サービスアパートメントから他用途への転用が増加しました。賃貸住宅は、ライフステージやライフスタイルの変化に応じて住み替えやすいという観点からも根強いニーズがあります。一方で、市場に供給される賃貸住宅は間取りや内装が画一的であるため、多様化する顧客の要望に対応できていないことが課題と考えます。
また、総務省の「H30住宅・土地統計調査」によると、今後約10年で賃貸マンションのうち築30年代の物件が約381万戸、築20年代の物件が約359万戸に上ると想定され、これらの築20~30年数が経過した賃貸物件が大規模修繕やバリューアップ投資を必要とする時期でもあり、物件オーナーの負担が課題となっています。

提案・解決方法

これまでリビタで取り組んできた「一棟まるごとリノベーションマンション」のノウハウを賃貸マンションにも活かし、ストックの大規模修繕、及び現代のライフスタイルに適したバリューアップを実現しました。また、住まい手の暮らしにあわせて柔軟にフィットする工夫をすることで、長く使い続けられることを目指しています。シンプルな内装に住まい手が手を加えることができる「room ADDition」と、建築家が提案する暮らしを楽しめる「room EDITion」の2つの住戸タイプを提案し、多様化する顧客ニーズにも対応しました。
専有リノベーション竣工後のリーシング開始時期から約半年間でおよそ60戸を達成しており、賃料坪単価についても周辺の同等築年数の賃貸マンションより高値で成約しています。

「人形町」という街には歴史・文化の蓄積、つまり本当に良いものを生み出し続けた「礎」があります。新しいものと古いものが混在するこの街に長期的になじみやすいデザインにすべく、人形町の提灯文化を建物内に展開しています。照明はエントランスからプライベート空間に近づくにつれて照度をおさえ、気持ちが落ち着くように計画されており、手に触れる金物など随所で職人技に触れる暮らしを堪能できる仕様としています。

物件概要
PATH日本橋人形町
  • 物件

    PATH日本橋人形町

  • 物件所在地

    中央区日本橋堀留町1-7-2

  • アクセス

    東京メトロ日比谷線「人形町」駅 徒歩3分

  • 区画面積

    敷地面積:388.71㎡ 延床面積:2652.28㎡

  • 築年月

    2002年9月(新築)

  • 従前用途

    サービスアパートメント

  • リノベーション後用途

    賃貸マンション

  • リノベーション年月

    2022年6月

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