リノサポブログ

家づくりのこと

2017.11.06
こんにちは。
半年間の新人研修が終わり、10月から「リノサポ」の部署に配属されました、
日々勉強の渡邊天磨です。これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
リノサポコンサルタントの役割とは何か? コンサルティングとは何か?
 
まだまだ勉強の身の私だからこそ、コンサルタントの基本の「き」について、
皆様に少しずつお伝えしていければ、と思っています。
 
 
さて、今回のテーマは、工事竣工後の「検査」。
リノサポのリノベーション住宅は、設計して、工事が終わって、終了!ではありません。
そこには、お客様の、中古のリノベーションに対する不安を払拭するため、
工事が終わってから、何重もの「検査」が入るのです…!
 
誰が、何を検査するのでしょうか?
 
さっそく見ていきましょう!

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① 竣工後の「検査」って、なに?
② 「リノサポ検査」って、どんな検査?
③ 他にはどんな検査があるの?
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① 竣工後の「検査」って、なに?
 
ご自分の家を新築、リノベーションされたことのない方には
イメージがつかないかもしれませんが、通常、リノベーション工事が完了してから、
お客様に引き渡すまでに、約2週間の期間を要します。
 
ここでいう「検査」とは、工事完了後に、完成物件を本当にお客様(施主様)に引き渡せる状態にあるか、
という確認のことです。図面通りにできているか、終わっていない工事はないか、
使い勝手に問題はないか、きれいに仕上がっているか、などを様々な人がチェックします。
 
 
竣工後の検査は、大きく分けて、実施する順番に、
 
1    施工検査:施工会社が工事の品質や仕上がりに問題がないかを検査
2-1 設計検査:設計者が、工事の仕上がりと図面との整合性を確認
2-2 リノサポコンサルタント検査:  設計検査と同時に、リノサポがお客様目線で使い勝手などを検査(以下、リノサポ検査)
3    施主検査:リノサポ検査の確認事項をお客様に共有し、関係者全員で再検査
4    第三者機関検査:第三者機関に、給排水や電気設備などの重要インフラ検査を委託
 
の5つあります。

 

 
専門用語が一挙に出てきましたが、要するに5重のチェック体制!
 
一般的な現場では、設計者の検査と施工者の自社検査に加えて、施主検査の3回ですが、
リノサポでは、リノサポコンサルタントや第三者の検査機関に外部委託をして、
とことん安心安全な住まいづくりにこだわっているのです。
 
言葉だけでいっても、あまり信憑性はないと思いますので、
実際に私が参加したリノサポ検査の様子をお伝えしようと思います!
 
② 「リノサポ検査」ってどんな検査?

今回、私が参加した「リノサポ検査」は、設計者1名、リビタ6名の計7名で行いました。
リビタの人数が多いのは、リビタの建築統括部のメンバー、リノサポコンサルタント、
写真担当、新人の私、など、多くの人間が参加することで検査の精度をあげるためです。



 
図面を描いた設計者は、リノサポ検査のタイミングと一緒に、
施工された状態と図面との整合性がとれているか、設計検査をします。
一方、リビタも検査の準備に入ります。
 


準備完了です。
手袋をはめ、マスキングテープを長めに取り、体に貼ります。
これで、お部屋の気になる箇所にマーキングをするのです。
 
この状態で各自、部屋の中をぐるぐる回ります。
 
靴箱の扉を開け閉めしてぶつからないか確認したり、
床や壁をくまなく見てタイルの欠けや塗料のむらを見つけたり、
わざわざユニットバスの天井裏を覗いてみたり(私です)、
シンクに水が問題なく流れていくかを確認したり、
ソファに座った目線で、かがみながら天井や壁を見渡してみたり、、、、、
担当のリノサポコンサルタントはお客様がよく気にかけていた箇所を意識してテープを貼ったりしていました。



 
でも、決して闇雲にテープを貼っているわけではありません。
リビタで、創業当初から続くマンションの一棟まるごとリノベーション事業や、
シェアハウス事業で蓄積してきたノウハウを、リノサポでも共有しています。

2005年竣工 一棟まるごとリノベーション 「桜アパートメント」
2011年竣工 SHARE PLACE 「THE SHARE」

見落としがちな項目や、お客様がよく気にされる項目が分かっているからこそ、できる技なのです!
 
 
全員がテープを貼り終えた時点で、どのテープをお客様に共有するのか、
どのテープはすぐに補修できるのか、を一つ一つ確認していきます。
とても地道で、抜け目のない検査だと思いました。
 
私たちの大量の指摘に不満一つ言わず、実際に手を動かして、
品質を最大限まで上げてくださる施工パートナーの方々には、頭が上がりません。
多くの人が目を光らせ、責任感を持つことで、お客様にリノサポの品質を自信を持って伝えられます。
 
 
でも、なぜここまでするのでしょう?
 
住宅は、多くの人にとっては、人生の中で最も高額な買い物です。
さらに、中古のリノベーションともなると、なおさら不安を感じる方も多いことでしょう。
失敗も後悔も、絶対にしたくありませんよね。
 
時間と労力をかけてでも、リノサポは少しでも、お客様に残る不安な気持ちを払拭したいのです。
このブログを書きながら、私は、また少しリノサポが好きになりました。
あなたは、いかがでしたでしょうか?
リノサポの目指しているリノベーションに少しでも興味をもって頂けたなら幸いです。
 
 
③ 他にはどんな検査があるの?

最後に、おまけです。
 
今回は、工事後の検査のお話がメインでしたが、工事完了までにも、
解体検査(過去記事あり)や、工事の中間検査、引き渡し後には、使い勝手の変化や、
素材の痛みなどを点検しにお宅訪問する、3か月点検、1年点検などもあります。
 
また、ブログを書くかもしれませんので、お楽しみに。
 
もっと詳しく、リビタのリノベーション、リノサポコンサルティングを知りたい!
という方は、ぜひ、なんなりとお問い合わせください。
 
あなたの豊かな暮らしを願っております。
 
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