ニュースリリース

2022.05.20

建築デザインとデジタルテクノロジー両面から 、「良質な睡眠」に寄与する暮らしを提案

建築デザインとデジタルテクノロジー両面から
「良質な睡眠」に寄与する暮らしを提案
穏やかなインターフェース『muiボード』を導入したリノベーション物件、第二弾竣工


mui Lab株式会社(本社:京都市、代表取締役:大木 和典、以下「mui Lab」)が提供する穏やかな木製インターフェース『muiボード』を導入した「長く住むほどに味わいが深まる住まい」を体現する第二弾物件『ニューシティハイツ日本橋』(以下「本物件」)を5月末に竣工いたします。本物件は「良質な睡眠」に寄与する暮らしをテーマとしており、今後もリノベーションとデジタルテクノロジーの融合により、ウェルビーイングな暮らしの提案を目指します。
 
Photo by Akiya MAEKAWA 
 
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング社が2022年1月に日本国内を対象に実施した調査によると、平日と休日をあわせた睡眠時間の過不足について「少し+全く足りない」と答えた方が48%にのぼり、「睡眠の質」をよくしたいかという質問については「よくしたいと思う、ややよくしたいと思う」という回答が全体の83%となっているということが報告されています(※1)。その他、様々な調査・研究から、現代において睡眠時間の確保へのニーズもさることながら、「睡眠の質」の向上に対する関心や高いニーズがあるということが読み取れます。
本物件は、そんな現代の社会状況を背景に、住まいの側面から「睡眠の質の向上」へのアプローチを考えました。リノベーションを通じて、理想の暮らし方から住まいを発想することに強みをもつリビタと、木製の穏やかなインターフェース『muiボード』の融合により、建築デザインとデジタルテクノロジー両面から、現代社会における「睡眠の質」をとらえ直します。      
※1【出典】株式会社クロス・マーケティング「睡眠に関する調査(2022年)」

 
■穏やかな木製インターフェース『muiボード』とは 
『muiボード』は、情報が生活に溶け込み、テクノロジーを意識せずに暮らすための設計思想「カーム・テクノロジー」の理念を下に構築されたmui Labのシグネチャー・プロダクトです。ボードに手で触れるとディスプレイが浮かび上がり、スマートホーム機器と同じく天気予報の受信や音楽視聴などの家電操作ができる他、ラジオ視聴、指で線を描くタイマー機能、手描きメッセージ/ボイスメッセージ機能、二十四節気に合わせた季節の詩が届く機能を備えています。また、身体リズムに合わせて光源調整を行える照明機能も備えています。暮らしの質感を高め、使うほどに愛着が湧くデザインが施されています。



■第二弾竣工物件『ニューシティハイツ日本橋』について
交通利便性の高い立地において、忙しく働く単身の方へ、良質な睡眠に寄与する住まいを考えました。良質な睡眠環境に関わる三大要素として、温湿度、音と並んで「光」があるといわれています。加えて光は、人が太陽の光と共に生活をしてきたためか、最も強力な生体リズムの調整作用を持っているとも考えられています(※2)。リビタは本物件を通して、建築手法とデジタルデバイスの導入により、光環境を整えることで、住環境を通じた「睡眠の質」の向上を目指しました。
※2小暮貴政:「寝具と睡眠」,バイオメカニズム学会誌,Vol.29,No.4(2005)
① コンセプト「布に包まれ、眠りに夢中 -Wrapped up in Sleep/Fabric」
寝室には、ベッド上の天井から円筒形のカーテンを設置しております。これにより、光のコントロールを可能にするだけではなく、寝室に入るときに「屋内の守られた場所に入る」という安心感を演出します。さらに、空間における素材として布や木を使用することで、温かみのある空間に仕上げております。また、インナーサッシや断熱を入れることで、快適な温熱環境を通じて睡眠の質の向上を目指します。
  
Photo by Akiya MAEKAWA 

② デジタルデバイス –muiボードとPhilips Hueの導入-
光環境の向上を目指し、『muiボード』に加え、シグニファイジャパン合同会社が提供するスマートライト『Philips Hue』を導入しております。『muiボード』を使って『Philips Hue』の照明をON/OFFが可能です。 また、『Philips Hue』は最新のテクノロジーが搭載された照明のため、明るさ・色のコントロールやスケジュール設定が可能です。朝日をイメージするやわらかな色味での起床、体が目覚めたら日中の活動に向けて明るい白色光、さらに入眠前のリラックスタイムには入眠を促す温かみのあるやわらかな色味など、明かりで1日の生活リズムを整え、 Well-Beingを高めることが可能になります。さらには、『muiボード』と『Philips Hue』のアプリを連動させて、部屋のゾーンごとに明るさを個別調整することも可能です。
『muiボード』では、通常の照明制御に加えて、時間の経過と共に明かりを徐々に消灯していく、タイマーと照明の連動機能も搭載しています。活動的な光から徐々に暗くなることで、身体を徐々におやすみの穏やかな状態になることを促します。『muiボード』はデジタルデバイスではありながらも、木を素材として取り入れているため、自然素材に指で触れるという穏やかで直感的な操作ができることで、日々の生活や住環境、心理的にもなじむデザインとなっています。

  
Photo by Akiya MAEKAWA 


物件概要


今後の展開
両社の考えるサステイナビリティや、それぞれの手法でのウェルビーイングの考え方に共鳴するmui Labとリビタのコラボレーションにより、リノベーションとデジタルデバイスの融合を実現し、今後も長く住むほどに味わいが深まる住まいを通じてウェルビーイングな暮らしの提供を予定しております。今後も竣工を予定しており継続的に供給していきます。
(2022年7月頃:成城エリア、10月頃:麻布エリア にて竣工予定)
また、リノベーションマンションを探している方はもちろん、自由設計で家づくりを検討されている方にも、家づくりを考えるヒントとなる価値ある情報提供に取り組んでまいります。

■mui Lab株式会社について
mui Labは、「人の心に寄り添うデジタルテクノロジーの普及」を目指し、人と自然を中心にテクノロジーと共生する心地良い空間体験を実現するための製品やサービスを開発しています。mui Labのコンセプトである「Calm Technology(生活に溶け込む情報技術の設計)」は、京の地に古くから紡がれる日本人の美意識に啓発され、それらをUI/UXデザインに応用し人類のウェルビーイングに寄与する暮らしのかたちを提案しています。 自然素材を活用したインターフェースを中心に、特許を有するmui独自の技術によるアーキテクチャーをプラットフォーム化し、スマートホームを中心にあらゆる業種のパートナーとその先のお客様の暮らしの質を高めるソリューションを提供しています。
URL:https://muilab.com/ 


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【ニュースリリース詳細はこちら】
https://www.rebita.co.jp/files/220520_nihonbashi.pdf
【ホームページはこちら】
https://kurashireno01.rebita.co.jp/newcityhights_top

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